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太陽をつかんでしまった(前編) ◆tu4bghlMI 「初めはね……ボクとことみちゃん以外に恋太郎さん、それと四葉ちゃんって娘がいたんだ」 「四人、ですか」 時雨亜沙が力無く、一度だけ小さく頷いた。 さすがに人の生き死にの話ともなるとお得意の能天気さも発揮出来ないらしい。 無意味にイライラさせられない分だけ、ソレは望ましい展開。 いっそこのまま永遠に黙っていればいいのに。 余計な人間が若干名存在するものの、この島に来てから探し続けていた人物の一人である一ノ瀬ことみと接触出来たのは僥倖だった。 彼女はこの忌々しい首輪を何とかする事の出来る可能性を持つ、いわばキーパーソン。 他にそのような能力を持った人間が確認出来ない現在、能力的なヒエラルキーでも相当な上位に食い込む人間だ。 ひとまず彼女との仲を取り持ちつつ、エリーと合流する。コレが現在の最適解だろう。 しかし、そう考えるとやはり残りの二人、時雨亜沙と……先程から最前列を歩き、用心深そうにこちらを伺っている大空寺あゆが邪魔になって来る。 特にこの時雨亜沙の存在は厄介だ。 まず一点。彼女が完全な怪我人であるという事。 左肩には何か巨大な刃物で切りつけられたと思しき裂傷。 出血こそ大してしていない様だが、本人の痛みは相当なものだろう。歩みを進める度に伝わってくる振動に何度も顔を顰めている。 加えてその疲労。先程まで眠っていたとはいえ、身体への負担は相当なものだろう。 未だに足並みは覚束ず、そのため私達が移動する速度も極端にスローペースなものになってしまっている。 そして何よりも気に食わない、いや私にとってマイナス方向に働くのは、今も時雨亜沙に対して一ノ瀬ことみが積極的に肩を貸して歩行しているという事実。 つまり彼女達の中に刻まれた"絆"という奴だ。 先程も自分の方が遥かに小柄にも関わらず、一ノ瀬ことみは自ら時雨亜沙の身体を支える役割を買って出た。 逆に時雨亜沙も自分に支給されたマシンガンを予備のマガジンごと相手に預けるなど、全幅の信頼を寄せている。 もちろん、両者は出会ってからまだ数時間程度しか経ってはいないだろう。 そんな関係は急ごしらえのプレハブ小屋のように脆い存在ではある。 とはいえ彼女達は話を聞くに、ゲーム開始時から今まで、ほとんど全ての時間を共に過ごして来たらしい。 初めは四人で行動していたものの、様々な逆境の中で一人、また一人と死に絶えていき、ついにその連環は二人を残すのみとなった。 コレが時雨亜沙と一ノ瀬ことみの関係。 『溺れる者は藁をも掴む』 急激な環境の変化、死との遭遇。 コレだけの非日常的要素が重なれば普通の人間にとって単身で自らを支え切る事など不可能。 当然の如く、周りにいる人間に依存する心が芽生える。 幾つもの死線を越えた兵士達は絆を超えた何かで結ばれる、そんなものは陳腐な戦争映画の煽り文句に過ぎない。 今までならば一笑の元、切り捨ててしまうような下らないコピーとしか思えなかっただろう。 だが、今は違う。 特殊な状況で何よりも大切なものは柔軟性。 場面の変化と共に自らのスタンス、立ち位置を調節し上手く立ち回る事。 誰もが私のように『攻める人間』になる事が出来るとは限らない。 世の中にはその場で知り合ったような人間と、傷を舐め合うのを美徳とするような弱者だって大勢溢れているのだ。 そして今はその弱者が私にとっては必要。 そう、レオ君の死を乗り越えた私にとってエリーとこの環境から脱出することは至上命題とも言える。 そのために一ノ瀬ことみの力は欠かせない。 だが、そのためには時雨亜沙を彼女から切り離さなければならない。 私には何も特別な力を持たない弱者を庇護する趣味は無いのだから。 だが彼女達が握り締めたその手を離す事は無いだろう。 そう"余程の事が無い限り"は。 何か……二人の間に亀裂が生じるような好機さえあれば良いのだが。 正直、そうそう何もかもが上手く行くとは思えない。 逆に『策士策に溺れる』とも言う言葉があるくらいだ。 「四葉ちゃんはハクオロという男に、恋太郎さんは……えと」 「あ、う、少し、少しね。恋太郎さんが私達から離れたの……多分、その間に」 一ノ瀬ことみがぼそぼそと言葉を濁らせる。 どこか途中で話の内容を考えるような仕草を取った気もしたが、まぁ特に問題無い。 おそらくは肩を貸している疲れと焦燥感が原因と言ったところか。 ソレよりも面白い名前を聞いた。 あの小太りの男、大石が口にした『危険人物』の名前だ。コレは使えるかもしれない。 「ハクオロ……それって奇妙な仮面を付けた……?」 「知っているんですか!?」 瞬間、時雨亜沙と一ノ瀬ことみの表情に陰が差す。 陰鬱で、何か思い出したくない事象を無理やり頭の前面に引っ張り出されたような、それでいて憎しみに満ちたそんな表情。 「ど、どこで会ったんですか!! ……もしかして何か……?」 先程のまでの疲れ切った顔付きとはまるで別物。 時雨亜沙が身を乗り出してこちらに質問して来る。 逆に一ノ瀬ことみは表情を顰めたまま。どちらかと言えば自らの中の闇と戦っているような印象を受ける。 おそらくまだ自分の中で仲間の死を整理出来ていないのだろう。 そう考えると彼女のどこか自責の念に満ちた重苦しい面構えも納得出来る。 「ええ、私も……仲間を殺されたの」 「「!!」」 二人の表情が凍り付く。 脇目で確認すると、前を行く大空寺あゆもコチラにチラチラと視線を送ってくる。 特に一ノ瀬ことみは"私が言った台詞"によほど衝撃を受けたのか、瞳を白黒させ、一気に落ち着きを無くしてしまった。 順調。おそらく誰もが騙されている。 私はハクオロが危険人物であるという情報こそ掴んでいるものの、実際に面識は無い。 彼がこの先、私の目の前に立ちふさがる可能性がある以上マイナスイメージを植えつけておく事は効果的だろう。 実際、既に何人かの人間をその手にかけているようだし。 それにおかしな話だ。 私にとってこの島にやって来てから、いや普段学校に通っている時でさえ、心の底から仲間と呼べる人間なんてほとんどいなかったのに。 「ご、ゴメンナサイ!! あの、そんな事……」 「いいの、もう大丈夫。自分の中でもそれなりに整理が付いたから。 それより早くこの辺りから離れる事の方が大切じゃないかな」 時雨亜沙がまた、小さく頷いた。そして下げた視線を自らの両足に向ける。 その後、凝視。若干の沈黙。僅かな逡巡の後、彼女は唇をキツク噛み締めた。 その通り。 この集団の移動速はあなたに合わせたモノ。 まだ全然大した距離を進めていないのも、全てあなたのせい。 少しは反省して貰いたい所。 ……そういえば自分達はどこに向かっているのだろう。 確か、時雨亜沙が寝ていた場所が……D-4だったか。 集団の先頭は完全に大空寺あゆに任せてしまった。 実際彼女は健康そのものであったし、語気も強く集団の中でアドバンテージを取るタイプに見えたからだ。 だが、彼女は危険だ。 ここまで殺し合いが始まって約十一時間。 それだけの時間、完全に一人で行動し続けて来たのも不思議だし、自分の事を話そうとしないのも不可解だ。 私のように嘘を交えて適当に場を誤魔化すなど、やり方はいくつもあるはずなのだから。 隙さえあれば弾丸の一発でもその背中にお見舞いしてやりたい所。 だが、いくら何でもそんな行動を取る訳には行かない。 「ちょっと待って」 突然、大空寺あゆがその歩みを止める。 私達も言葉通り、その場で停止。 どうしたのだろうか。何か妙なものでも見つけたのか。 思わず、辺りを見回す。地図を頭に描く。 地図……? まさか、いやもしかしてこの場所は――。 「なんかさ、臭わない?」 ■ 『ええ、私も……仲間を殺されたの』 ことみはとんでもない衝撃を受けた。 酷い、デジャヴだ。 なにしろ彼女、佐藤良美が口にした台詞は数分前の自分のソレとまるで同じだったのだから。 そして引き合いに出した相手まで同じ人間。 こんな偶然があっていいのだろうか。 あの時の後悔、葛藤、それら全てが蘇って来る。 関係の無い人間に罪を擦り付ける感覚。 可愛げのある、些細な嘘などではない、人の命を左右するような深刻なソレ。 何を悩む事があるのか。 確かに今の今まで、ハクオロが本当に人殺しであるか疑う自分は存在していた。 だが、良美の告白によってその可能性は木っ端微塵に砕け散ったはずだ。 『ハクオロは紛れも無い人殺し』 四葉ちゃんもカウントに入れるのならば、既に少なくとも二人の人間をその手に掛けた事になる。 そう、コレが共通認識。ソレが全て。 だがもう一つ。腑に落ちない点もあるのだ。 それは――。 「ちょっと待って」 前を行くあゆさんの動きが止まる。 私と亜沙さんも停止。 同時に頭の中で展開されていた"ある可能性"についての分析をストップする。 もしもこの仮定が真実だとすれば、この場における人間関係に一瞬でとんでもない亀裂が生じる事になる。 隣を歩いていた良美ちゃんも怪訝そうな顔で前を見つめている。 あゆさんがこちらを振り向いた。 そして鼻を押さえながら一言。 「なんかさ、臭わない?」 ■ 臭い。 臭い……? 「あっ! 確かに何か臭うね。うーん、何か、すっぱい感じ……?」 場の空気を紛らわすために思わず大きな声を出してみた。だけど雰囲気は淀んだまま。 ボク、時雨亜沙がこの集団のマイナスファクターになっているのは純然たる事実。 だから少しだけでも、皆を明るくしたかった。結果は見事な空回りだったケド。 でも、確かにあゆちゃんの言う通りだった。 緑の芝生と背の高い木々。完全に昇った太陽の光が時折差し込む、気持ちの良い森林。 周囲にはマイナスイオンやら純度の高い酸素なら散らばっているかもしれないが、こんな悪臭の原因がそうそう転がっているとは思えない。 ボク以外の二人、ことみちゃんと良美ちゃんも臭いに気付いたみたい。 キョロキョロと辺りを見回している。 「あにさ、この臭い? プラスの何かじゃない事は分かるけど……。それにどこかで嗅いだ事があるような」 「うん、確かにそう……だね」 鼻に来る嫌な臭い。 しかも一種類だけではない。何か数種類のものがブレンドしたような感じだ。 何か硬質的な感じのものと生臭い感じのもの。 どちらかと言えば前者の臭いの方が全然強い。 何だろう、これは。 絶対自分はコレが何かを知っている、はずだ。 知って、いる? 「血……」 これは誰の台詞だったのだろう。 ボクの口から思わず零れ出てしまったような気もするし、他の誰かが言ったような気もする。 分からない、分からない。 でも分かる。うん、コレは血の匂いだ。 赤血球と白血球、そして少量の血小板によって構成された人間の身体を構築する最も大切な骨子。 その存在に気付いた途端、ボクの中の感覚が更にその鋭角を増した。 鼻に掛かる程度だった臭いが心を掻き乱す。 料理部の活動で使ったり、お母さんと一緒に料理をする時に軽く鼻腔をくぐる血の臭いなんかとは比べ物にならない。 濃くて、淀んだ何かが胸に込み上げて来るような臭気。 一瞬のサイレンス。静寂が辺りを支配する。 誰とも無しにボクらはまた歩き出した。何も考えずに。 いや、何かに導かれていたような気さえする。 肩を支えてくれていることみちゃんの身体が明らかに強張っている事が分かる。 先頭を行くあゆちゃんも前を向いているから表情を確認するのは不可能だが、周囲の雰囲気がピリピリしているのは確実だ。 良美ちゃんは……何だろう。顔が真っ青だし、目も虚ろ。 うん、もしかしてこの臭いに気分を悪くしたのかもしれない。 ボクが言える立場じゃないけど、出来るだけ気を遣ってあげなくちゃ。 ボクらは進む。一歩、また一歩と着実な歩みのまま。 静寂に包まれた森の中、道なき道をただガムシャラに。 もしも今が夜だったならば生い茂る木々の合間から月の光が覗いてさぞ綺麗だっただろう。 森が一瞬、開けた。 完全な平地と言うには少々物足りない。 それでも"何人かの人間が腰を落ち着かせる"のには絶好の場所。 少女が、太陽の光を浴びて、死んでいた。 ■ 唇が酸素を求める。 まるで世話のなっていない水槽に入れられた金魚のように、パクパクと開閉を繰り返す。 何も入ってこない。出ていかない。 瞳に飛び込んだのは光。 今まで歩いてきた道程と比べれば、確実に軍配が上がるであろう暖かな光の雨。 死。 明確で狂おしいまでの命の否定。 日常から遥かに乖離した生の終着点。 「杏……ちゃん?」 ことみちゃんが可哀想になるくらい、震えた声でそう呟いた。 ボクも何か喋らなくちゃ。 頭はどれだけそう命じても、言葉は出てこないし、何より全く口が回らない。 「杏ちゃん!!」 ちょっとだけ乱暴にボクの腕を振り払って、ことみちゃんが駆け出す。 身体が僅かだけどグラつく。倒れそうになる。 今まで完全に彼女に頼り切っていたせいで、バランスが上手く取れない。 近い。地面に、ぶつかる。 そう思い、眼をつぶった瞬間。あゆちゃんがギリギリでボクの身体を受け止めてくれた。 「あ、ありがと……」 「お礼はいいから。……一人で立てる?」 「う……うん」 「分かった。それと……今から少し黙っていて」 あゆちゃんの雰囲気に威圧されて思わずボクは一度、頷いた。 何か、凄く怖い顔をしていた。 どうしてだろう。まるで何かに怒っているような、そんな嫌な感情に満ちた面持ち。 もしかしてことみちゃんがボクを突き飛ばした事に腹を立てているのだろうか。 でも確かに少し危なかったとはいえ、その行動を責めるつもりは毛頭無かった。 だって――。 「杏ちゃん!! なんで……こんな、酷い……」 人が死んで我を忘れて、取り乱してしまう事に何の問題があるだろう。 大切な、自分に近い人間が亡くなって悲しくない人間なんているはずが無い。 ことみちゃんも勝手に流れてくる涙をこらえながら、必死でその死と相対しようとしているではないか。 そう、確かにボクらは知っていた。 第一回放送の時、死んでしまったのは恋太郎さんにとっての大切な人である双樹ちゃんだけじゃない。 ことみちゃんの友達である杏ちゃんと言う娘も命を落としていたのだ。 この涙はただ身近な人間の死を嘆くだけのモノじゃない。 だって、こんな死に方、あまりにも酷過ぎる。 ボクらが死体に出会ったのは一度だけ。 いや、ことみちゃんは二回目……だったっけ。 でもボクが見た四葉ちゃんの死に姿は、決して苦痛や悲しみに塗れたものじゃなかった。 まるでずっと探していた大切な誰かと再会出来たみたいに、安らかな表情をしていたのだ。 でもこの杏ちゃんは違う。 その姿は血で出来たウォーターベッドに無理やり寝かせられていると言ってもいいくらい。 全身を赤い飛沫で濡らし、特に喉もとの出血具合は思わず目を背けたくなるような惨状だ。 表情も開き切った瞳孔、死の寸前まで何かを叫んでいたのかと思えるほど開かれた口蓋。 悲しみ、絶望、苦痛。そんな負の感情に満ちた最悪の最期。 気分が悪くなる。 一面、血、血、血、だ。 絶対的な朱。脳内を埋め尽くす紅。 このまま倒れてしまえば、こんな現実から逃げる事が出来るのだろうか。 そんな考えが頭に浮かぶ。 本当に人は精神が支えている生物だという事を改めて実感する。 だって、例えばこの自問自答にもしも『イエス』と答えてしまえば、その瞬間自分の身体が崩れ落ちる事に拠り所の無い確信が持てるからだ。 「……おい、アンタ」 「……え?」 「いい加減止めようや、そんなバレバレの芝居は」 心が挫けそうになる寸前、そんな意味が分からない言葉で一瞬で現実に引き戻された。 発言者はあゆちゃん。その言葉の矛先は……ことみ、ちゃん? 芝居? どうして? ことみちゃんは杏ちゃんの死体を見かけて、それで、こんなに悲しんで。 本当に今、辛いはずの心を一生懸命奮い立たせているのに。 「あゆちゃん!!」 「時雨、黙ってろって言ったはずさ。話があるのはアンタよ、一ノ瀬ことみ」 「……いいの。ありがとう、亜沙さん」 杏ちゃんの側に屈み込んでいたことみちゃんがすくっと立ち上がり、コチラを振り返る。 赤。 乳白色の厚手のブレザーが、杏ちゃんの流した血で濡れていた。 あゆちゃんが一歩前に出る。 「その血、お似合いの姿ね」 「……あゆさんが何を言いたいか分からないの」 「へぇ、あくまで白を切るつもり? 懺悔は自分からするからこそ意味があるのよ」 流れる険悪なムード。睨み合う二人。 あゆちゃんの若干後方、少し離れた所にボク。 ボクらの大分後ろ、最後尾に良美ちゃん、という構図だ。 「ま、いいわ。さすがの私もアンタのその最悪な行動にもう耐えられないから」 「どんなつもりか知らないけど、多分あゆさんは何か、勘違いしているの。 私にそんな糾弾される謂れは無いはずだから」 ことみちゃんがハッキリとした口調でそう告げる。 瞳はまっすぐあゆちゃんを正視。 「あたし、さ。見たんだよね。双葉恋太郎が殺される所」 「!!」 「身体中から血を流して……死んでいた。しかも、この女の死体なんて生温いくらいに損壊して、ね。 ありゃあ、酷いもんさね。あんな死体間近で見たら、私も平然となんてしてられないね」 「…………」 突然の告白。あゆちゃんの語調はどんどん強くなる。 そんな話を聞くと、恋太郎さんと死のイメージが露骨に繋がってしまう。 嫌だ。嫌だ。気持ち、悪い。 「ダンマリか? まぁ構わないけどね。……でも変な話さ。 だって今、その女の死体を見てそれだけ動揺していたアンタが、恋太郎とかいう男の死体の前じゃ顔色一つ変えなかったんだから」 「う……」 「予想外の知り合いの死はショックだったけど、予定調和の死には耐性があった、って感じかね」 「そんな事は……」 「じゃあ説明してみろや! 何であの時、アンタはこれっぽちも取り乱さなかった? 生半可な答えじゃ私は納得しない。最悪……コレで、アンタを撃つ」 そう言うとあゆちゃんがデイパックから取り出しのは――黒光する鉄の凶器、拳銃だった。 思わず息を呑む。この場に一瞬で広がる動揺。 数メートル先のことみちゃんも軽く身構える。 後ろにいる良美ちゃんは……駄目だ、分からない。こんな状況で背後を確認する事は出来ない。 「S W(スミス&ウェッソン)M10……通称、ミリタリー&ポリス」 「正解、まさにリボルバーの代表格さ。さすがに人殺しは銃にも詳しい、って事?」 「……ご本で読んだの」 「どうだか。さてと、それじゃあ解答を聞こうか。 もし、カバンの中のマシンガンに手を伸ばしたら……どうなるか分かるよね?」 駄目だ、止めなければ。 ことみちゃんが恋太郎さんを殺した? まさかそんな可能性は皆無に近い。 ボクらはずっと今まで一緒に困難を乗り越えてきた。 もしもことみちゃんにそんな隠された殺意があったとしたら、ソレを実行に移す、もっと確実な機会はゴロゴロしていたのだ。 有り得ない。どう考えても勘違いだ。 「あゆちゃん、こと――」 「恋太郎さんを殺したのは楓、芙蓉楓なの」 ――え? 「……誰? もう少し詳しく」 「私達はあなた達と出会う少し前、襲撃にあったの。その結果、亜沙さんが倒れてしまった。 その……外傷とかじゃなくて"魔法"を使ったのが原因で」 「真面目に……答えろや」 ――楓、楓が? 恋太郎さんを? 「至って大真面目なの。 私のデイパックの中に支給された『参加者の術、魔法一覧』というご本を見れば全て分かるの」 「……分かった。続けな」 「その後、気分が悪くなった恋太郎さんが少し私達から離れたの。その時、現れたのが芙蓉楓。 彼女は明らかにおかしかった。彼女こそ"本物の"殺し合いに乗った人間だったの」 ――何? 何を言っているの、ことみちゃん? 「既に何人か殺してたって事?」 「確か……鉄乙女、という人間を殺したと言っていたの。でも私には彼女を止める事は出来なかった。 ただ……自分が殺されないように怯える事しか出来なかった」 「証拠は?」 ――だって、楓、楓だよ? 虫一匹殺せないような、あの優しくて、すこし抜けてる所がある、あの楓だよ? 「最悪、恋太郎さんの死体を見れば分かるの。 死因は私が持ってるマシンガンの弾じゃない、ハンドガンの弾なの」 「……ソレが本当なら……人殺しはその芙蓉――」 「嘘、でしょ」 「え?」 今の間の抜けた声はどちらの声だったのだろう。分からない。 まぁ、いいか。 何かがボクの口の中から零れた。 二人がコチラを振り向いた。 凄く意外そうな、驚いた顔をしている。 ボクの胸が少しギュッと苦しくなった。 でも止まらなかった。 「もう、やだなーことみちゃんったら。そんな嘘言ってもお・見・通・しだぞ? アハハ、楓が人殺しなんて……無い無い。 虫一匹殺すのだって躊躇うようないい娘なんだから。冗談キツ過ぎ」 「亜沙さん……」 ことみちゃんが何か変な眼でコチラを見つめている。 何で? どうして? ボク、何か変な事言った? 間違ってる? 「それに……ことみちゃんも酷いよ。 シアちゃんも死んじゃって、リンちゃんが殺し合いに乗っていた。それだけでもボク、相当ショックだったのに。 オマケに楓まで人殺し? それが本当ならボク、周りの人間が誰も信じられなくなっちゃうよ……」 「……亜沙さん。信じたくないのは分かるの。 でもだからって真実から眼を背けちゃ……ダメなの」 ことみちゃんがコッチに近付いて来る。 真実って何だろう。つまり、楓が人殺しだって事? それが本当だって、ことみちゃんは言いたいの? 確信を持って? 真実だって? 「……そこまでさフリーズだよ、一ノ瀬ことみ。胡散臭すぎさ、アンタ。もう我慢できない」 「な……」 「色々聞いてみたけど、そう簡単に人がぶっ壊れるかどうかなんて正直分からない。 それに……私にとってはアンタの言葉よりも時雨の言葉の方が信憑性がある」 「そんな……亜沙さん、何とか、何とか言って欲しいの」 再度拳銃が向けられる。 一方で、ボクの方を見つめてそう訴えることみちゃん。 あゆちゃんは銃を向けたまま、眼の前に立ちはだかるように直立。 ボクは、どうすれば……。 「みんな大切な事、忘れてるんじゃないかなぁ」 「ぐあああぁっぁ!!……ぅ……佐藤、あんた……!?」 この空間では今まで二つの銃が争点になっていた。 あゆちゃんが持っているS W M10というリボルバー。 そして今はことみちゃんのデイパックの中にあるイングラムM10というマシンガン。 どちらもその存在と、威嚇だけで実際に発砲されてはいなかった。 一番最初に火を吹いたのはそのどちらでもなかった。 第三の銃。その持ち主は――。 「全く三人とも私を無視して話を進めちゃって。気に入らないなぁ」 佐藤良美。 ずっと黙り込んでいた彼女がついに、その重い口を開いた。 そう、一発の銃声と共に。 そしてその放たれた弾丸は――あゆちゃんの背中へと消えた。 あゆちゃんが激痛に耐えかねて地面に倒れ込む。 ギリギリ、完全に寝そべってしまうまでは行かない。 軽く状態を起こし、背中を良美ちゃんに向けて、きつく彼女を睨み付ける。 「ぐ……どういう……つもり?」 「分からないかなぁ。この集団の中でアナタだけが"異質"だって事」 「づぅぅあああ!!」 更に二発、銃声が轟く。 一発はまたしてもあゆちゃんの背中へ。もう一発は外れた。 いたぶるように、黒い服で覆われた背面に向けて弾丸を叩き込んでいく。 「S W M36、通称……チーフスペシャル」 そうことみちゃんが呟いた。 チーフスペシャル。恋太郎さんが最初に持っていた銃と同じ名前だ。 一歩、一歩と良美ちゃんがあゆちゃんに近付く。 右手の拳銃はしっかりと構えたまま。 一方で、ボクとことみちゃんは凍りついたままだ。動けない、動けるはずが無い。 リンちゃんが襲い掛かってきた時は、まだあちらの武器は刃物であって銃では無かった。 それに相手の意図が明確な分、対処もしやすかった。 だけど。 彼女が何を考えているのか、ボクらにはまるで分からないのだ。 「だってそうでしょ?ことみちゃんに敵意を持っているのはアナタ、だけ。 私も亜沙さんもそんな意思、これっぽちも無いもの」 良美ちゃんはボクとことみちゃんに笑い掛けてきた。 物凄く良い笑顔のはずなのに……何だろう。このモヤモヤした気持ちは。 何故か彼女の濃い黄緑色の瞳の中に、全身に鳥肌が立ってしまいそうなくらいの濃密な暗黒が込められているように感じた。 「分かった?アナタが死ねば、全て丸く収まるの。 ことみちゃんを人殺しに仕立てあげたいみたいだけど……私から見たら、人殺しはどう見てもそっちの方」 良美ちゃんがあゆちゃんの目の前で立ち止まる。 拳銃をその額に合わせる。 「良美……ちゃん」 「黙って、亜沙さん。あなただってことみちゃんを殺されるのは嫌でしょう? それに……私が言うのも何だけど彼女、もう助からないわ」 「そりゃあ……でも、だからって、こんなの……酷いよ」 コレがボクの精一杯の反論。 確かに良美ちゃんの言う通り。 あゆちゃんにもことみちゃんにも、勿論どちらにも死んで欲しくない。当たり前だ。 でも。 賽は既に投げられた。 あゆちゃんの身体は既に弾丸を食らってボロボロ。 放っておいても出血多量で死んでしまうかもしれない。 そして逆に、このまま彼女にトドメが刺されなければ確実にその被害はことみちゃんと良美ちゃんに向く事になる。 嫌なのに。目の前で人が死ぬ事なんて、もう絶対に見たくないはずなのに。 ……魔法さえ使えれば。 でも今はダメだ。もう魔力がこれっぽちも残っていない。こんな状態じゃ……人の命なんて救えない。 「フフ……最期に……一言いいかい?」 「遺言?どうしようかなぁ……。ま、別にいいよ。どちらにしろ長くない命だしね」 「っ……すまんね」 あゆちゃんが全身を震わせながらそう吐き出すように口に出した。 完全に満身創痍だ。 勿論拳銃は既に掌から零れ、どちらかと言えばボクの方が近い場所に投げ出されている。 背中は血液こそ流れ出してはいないものの、弾丸を二発も打ち込まれて平気な訳が無い。 語調も先程までの凛々しく、芯の通った喋り方ではなく、所々に喘ぎ声が混じる。 一瞬の間。 あゆちゃんは瞳をゆっくりと閉じる。 僅かながら顎をあげ、そして最後の一言を呟いた。 口元に、最高の笑顔を浮かべながら。 「死ねや、糞虫」 太陽が爆発した。 105 武人として/鮮血の結末 (後編) 投下順に読む 106 太陽をつかんでしまった(後編) 105 武人として/鮮血の結末 (後編) 時系列順に読む 106 太陽をつかんでしまった(後編) 098 交錯する意志 佐藤良美 106 太陽をつかんでしまった(後編) 098 交錯する意志 一ノ瀬ことみ 106 太陽をつかんでしまった(後編) 098 交錯する意志 大空寺あゆ 106 太陽をつかんでしまった(後編) 098 交錯する意志 時雨亜沙 106 太陽をつかんでしまった(後編)
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元スレURL 果南「死んでしまったな~ん」 概要 幽霊になってもどこか脳天気な果南とダイヤの語らい タグ ^松浦果南 ^黒澤ダイヤ ^短編 ^しんみり 名前 コメント
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概要 Ⅱ以降において【HP】が0になり【死亡】すると表示されるメッセージ。 ドラクエプレイヤーなら、一度も目にしないことはまずないであろう。 何の捻りも無い、キャラクターが死亡したという事実を真っ直ぐに伝える言葉。 バリエーション 一部の作品では言い回しが異なっており、例えば全編一人旅であるⅠでは【あなたは しにました】と表示される。 最近の作品では死と直接表現するのが避けられているようで、DS版天空編と3DS版Ⅶではダメージによって死ぬと「○○は ちからつきた!」と表示される。 ただしザキで即死した場合は「しんでしまった」が出る。 他にも、Ⅴにおける特定のキャラクターは、死亡せず気絶するため、「きぜつした!」と出る。 Ⅵの猛毒状態でHPが0になった場合の「ちからつき たおれた!」というバリエーションもある。 ⅢやⅤのすごろくで、バリアを踏んで死んだ場合は「ちからつき いきたえた。」となる。 敵の場合は「たおした!」で、カジノの格闘場で賭けたモンスターが敗れた場合は「まけてしまった!」と出る。 ジョーカー2以降のモンスターズでは、戦闘中のテキストが削除されたためこれに相当するメッセージも存在しない。
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こっちのサイトに移動しました 「バカを完全論破して勝利宣言に追い込んでしまった」とは ふたばちゃんねる@may発祥のとしあき参加型ラノベ企画 タイトルと絵だけが投稿されたことにはじまり、ラノベとして完成させるためにふたば学園祭7(仮)参加が目標 ラノベあきや絵描きあきの参加をお待ちしてます☆ 参加のためのガイドライン(仮 メアドを添えてつくったもの(ラノベ、絵)をうpろだにうp(捨てメアド可、連絡用) 投稿所 うpろだ(完成したものじゃなくてもおーけー) 関連サイト ふたばちゃんねる@may(毎週土日の午後1時ぐらいにスレたつはず) ふたば学園祭6(参考までに) 過去スレ保管 まだないです
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9/24 予定通り最終版が完成しました。合計98000字。 この分はもう固定で、今後付け加えることがあれば別途追加分で新しくページを作ります。 9/23 免・ア・膠と感染もブラッシュアップ。あとは血液だけです。 明日までに何とかなりそう。これを最終決定版にしてしまって、さっさといろんな勉強に移ります。 『病気がみえる』。あんたが居たからまとメモデジタルはここまで来れた。 イヤーノートが上から引っ張って、あんたが下から押し上げて、そうやってここまで来れた。私はそう思うよ。 9/17 呼吸器の出来が気に入らなかったので内容をほぼ一新しました。実質Ver3.0。 同様に血液、感染症も気に入らないので近いうちに作り直す予定です。 その他のは細かい修正にとどめて、なんとか来週いっぱいには決定版にしたいです。 9/12 マイナー科を改訂完了! 頑張った分なかなかの分量になりました。 9月中に全体の見直しをして、細かい修正とか入れるつもりです。 とりあえず婦人科まで更新完了。 『病気がみえるシリーズ』はなかなか使い勝手が良かったです。 そろそろいろんな人の目に触れることも多くなってくると思うので、 不用意な発言は控えるようにしたいと思います。 9月10日〜 マイナー改訂作業開始予定 今週が山場 思いたった時にせっせと更新。呼吸器までVer2.0になりました。 古い文を置き換える形で更新しようと思ったら、文字数がオーバーしてしまい、 またいちいちずらして容量を減らしたりしないといけないのが煩わしかったので、 Ver2.0用の新しいリンクを作りました。実に簡単。 テキストモードで編集すれば文字数の問題は解決したので、今後はそちらを使うことにします。 隣の科目別のリンクからは残念ながらVer2.0にはジャンプしません。完全にテキストのみです。 8月8日~ ver2.0改訂作業開始。 まずまとメモを完成させてからはイメージ修業だな 最初はまとメモのファイルを一日中いじくってたな。とにかく四六時中だよ ページをめくっておかしいところがないかを確認したり、何十回何百回と黙読したり ずーっとただながめてみたり、線を引いてみたり、丸をつけたり、書きこんでみたり まとメモで遊ぶ以外何もするなと師匠に言われたからな しばらくしたらクリクラの心臓外科でオペ室に入るようになって、その時点で実際のまとメモをとりあげられた そうするとオペ中は結構暇だから今度は幻覚でまとメモが見えてくるんだ さらに日が経つと幻覚のまとメモがリアルに感じられるんだ 単語も疾患名もチェックをつけた箇所も見えてくる いつのまにか幻覚じゃなく自然と具現化したまとメモが出ていたんだ すぐ更新するとか言いながら1カ月空きました。クエバン自体は既に終わりました。メモは産婦人科、循環器まで終了しました。 結構頑張って打ち込んだはずですが、意外と分量としては少ないものです。さすがに2週目だからでしょうか。 クエバンを解きながら印をつけて、後からその部分をまとメモ化するんですがどうしても遠慮が生じてしまっています。 残りの小児科はかなり意識してチェック個所を増やして見ましたが、さてどのくらいの分量になることでしょう。 追加分2回目が遅くなりました。といってもおそらくだれかが困ることはないでしょう。 2ページ分がたまるのを待ってたらだめですね。 ある程度切りのいいとこまで進んだらどんどんアップすることにします。 予定では6月に小児・循環の予定でしたが、気がつけば産婦人科ばっかりやってしまっていたので 次回の追加分は産婦人科になります。これも実は既に結構進んでいたりいます。近日中に更新予定! ほとんどどこにも公開していないはずなのに、毎日数人は来客がいて不思議な気持ちになります。 『国試対策』みたいなキーワードで検索するとヒットするものなんでしょうか。 シャイな性格なので大っぴらに公開する気は全くありませんので、 国試の勉強をする人がたまたまこのページを見つけた場合は少しでも勉強の役に立ててもらえば幸いです。 せっかくなのでコメントもいただければもっと幸いです。 7月6日 追加分3回目(産婦人科・循環器科) 6月8日 追加分2回目(肝胆膵) 5月16日 追加分1回目(代謝内分泌) 5月6日 バージョン1.0完成 今後の予定 5月:肝胆膵、画像診断系いろいろ 6月:産婦人科、心脈管系、その他第一内科的な所 7月:小児科 半袖白衣のポケットに入るようにA4⇒B5にダウンサイジングさせようとして いま大変面倒くさい思いをしています。 ファイルの余白をギリギリまで削り取っても本当にギリギリです。 作った以上はしっかりポケットに入れて持ち歩いて活用したいですね。 1週間持ち歩いていろいろやりましたが、使い勝手は良いです。 今後の方針としては、新規のメモがA4用紙1枚分溜まった時点で 追加分として随時加えていくことになります。 分野別の項目の方に追加していくと印刷するときに不便ですからね。 追加分だけで独立してもらってた方が都合が良いです。 追加分はクエバンのメモ+クリクラで学んだことなので 割とカオスなことになってると思います。実際カオスでした。 とりあえずこのスタイルを7月半ば頃、クエバン2週目が終了するまで続け、 一区切りついたところで追加分を分野ごとに割り振って、それをバージョン2としたいと思います。 己の手書きのまとメモに限界を感じ 悩みに悩み抜いた結果 彼がたどり着いた結果は まとメモデジタルであった 自分自身を育ててくれたクエバンへの限りなく大きな恩 自分なりに少しでも返そうと思い立ったのが 一日3枚 感謝のタイピング!! 文字数を整え 並び替え かぶってないか確認し 推敲して 打ち込む 一連の動作でノート一枚こなすのに当初は2~2.5時間 3枚を打ち込み終えるまでに初日は7時間以上を費やした 打ち込み終えればポケモンのレベル上げをして倒れる様に寝る 起きてまたタイピングを繰り返す日々
https://w.atwiki.jp/pokemonnhp/pages/145.html
最終書き込み日時から1ヶ月以上経過しているものは使われていないスレッド(古スレ)と見なします。 古スレに書き込んでも、投稿者からの返事が返ってくることはまずありません。 スレッドの「上げ」行為はもちろんのこと、書き込むことを禁止とします。 万が一、間違って書き込んでしまった場合は、その記事を削除して下さい。
https://w.atwiki.jp/jinro_hutaba/pages/60.html
あなたは 村人の投票で処刑されるか 人狼によって噛み殺されるか して死亡しました あなたは霊界へ行きそこから全ての役職を知ります また霊話で話すことも出来ます 村の中に影響することは出来ません しかし貴方は敗北したわけではありません 村人の勝利条件は「狼を全滅させること」 人狼の勝利条件は「狼とそれ以外の数が同じになるまで減らす事」 貴方が死んだ事で敵の勝利条件が一つ進みましたが まだ負けたわけではありません まだ生きている自陣営を応援してください ここで一つだけ注意点があります 死んだからと言って村の中のことを村の外で話さない ということです まだゲームは進行中ですので勝利はわかりません 死亡して得た丸見えの情報でゲームを進行するのはズルですチートです きをつけましょう
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上条「はぁ…不幸だ」 そう呟く人物はため息をつきながらスーパーから家への帰路についていた にもかかわらず手ぶらである 上条「せっかく特売品を手に入れたのに、レジの前で財布忘れたことに気づくなんて……」 上条「幸いにも、インデックスはイギリスに帰ってるからいいけど夕飯抜きはきついかな…」 とりあえず、もう遅いので急いで帰るために近道である路地裏に入る 上条「早く帰って財布とったらコンビニ行くか」 そう言いながらも足取りはかすかに重いようである 路地裏をしばらく歩いていると不意に背後から声がかかった ???「お前が幻想殺し…」 上条「ん…?なんだ?」 振りかえろうとしたとき、頭に衝撃が響いた 上条「がっ…!」ゴンッ ドサッ ???「悪く思うな…」 少年はおぼろげな意識の中口内に薬のような異物が入れられるのがわかった そのまま少年は意識を失う ~~~~~数時間後~~~~~ 上条「…ってー」 上条「(何だったんだ一体…)」 上条「とりあえず、ひどい外傷はない…ん?」 上条「視点がいつもより低くないか…?」サワサワ 上条「…!!体が…縮んじまったぁぁぁぁ!!!!????」 上条「やばい…これは魔術か?でも俺は幻想殺しがあるからそれはないか…?」ウーン 上条「…!薬!薬のせいか…!?」ウーン 上条「わかんねぇ…」 上条「もしかしたら、魔術絡みかもしれないし。一応、土御門に相談に行こう」タッタッタ ~~~~~とある学生寮~~~~~ 上条「ハァ…ハァ…体が小さいと歩幅が違うから…疲れた…」ピンポーン 土御門「はーい、カミやんかにゃ~?」ガチャ 上条「よう、土御門」 土御門「…どなたかにゃ~?」 上条「やっぱわかんないか…上条さんだよ」 土御門「え…?」 上条「実は…」 少年説明中… 土御門「背後から殴られ、薬のようなものを飲まされて、目が覚めたら体が縮んでいたと…」 上条「そうなんだよ…たぶん薬のせいだろうけど、一応聞こうと思って…なんかそうゆう魔術ないのか?」 土御門「う~ん、あるにはあるんだが…カミやんは幻想殺しがあるからにゃ~」 上条「やっぱ魔術じゃないのか」 土御門「その薬ってのだろうぜい」 上条「うーん…」 土御門「とりあえずカミやん。話が変わるにゃ~」 上条「ん?なんだよ?」 土御門「学校はどうするぜよ?」 上条「………………」 土御門「カミやんは(おもに俺達のせいだが)最近休み多いからにゃ~。出席日数とか単位とか大丈夫かにゃ~?」 上条「…………ふ、不幸だぁぁぁぁぁ!!」 土御門「(しかし、この姿をみんなに見せたら面白そうだぜい…!)」 上条「うう…しょうがないこの姿じゃ学校なんて出れないし…はぁ」 土御門「カミやーん。」 上条「なんだよ?」 土御門「うちのクラスの担任はいい人だにゃ~」 上条「いきなりなんだよ…確かに小萌先生はいい人だけど?」 土御門「小萌先生なら分かってくれると思うにゃ~」 上条「そうか?」 土御門「俺も、カミやんが学校に出れるよう協力するぜい?(アレイスターに頼んでみるか)」 上条「ほんとか!?」 土御門「ああ、戻る方法は探すにゃ~。とりあえずその姿でだが学校に行くんだぜい」 上条「…土御門ぉ、ありがとぉ」ダキッ 土御門「おー、カミやん心配ないからにゃ~」ナデナデ 上条「それじゃ、頼んでいいのか?」 土御門「任せるんだぜい」 上条「わかった。それじゃ、おやすみ」ガチャ 土御門「おやすみにゃ~」 土御門「さて、アレイスターのとこに行くかにゃ~」 ~~~~~窓のないビル内~~~~~ アレイスター「土御門…何の用だ?」 土御門「アレイスター、実はかくかくしかじか」 アレイスター「おお、成功したのかww」 土御門「それで、幻想殺しに通学できるように…今何て言った?」 アレイスター「幻想殺しが小さくなったのは私のプランの内だ」 土御門「」 アレイスター「私が薬を作らせたし、幻想殺しを襲ったのも私が手配した者だ」 土御門「そ…そうか。なにが目的なんだ?」 アレイスター「いや、面白そうだからwww」 土御門「は?」 アレイスター「それで、先ほど通学と言っていたが大丈夫だ。全て手配している」 土御門「ほう…」 アレイスター「学校に連絡は届いてるはずだ。そしてこれが子供幻想殺しの制服だ」ゴトッ 土御門「……」スッ アレイスター「……」スッ パンッ 深夜、とあるビルにハイタッチが響く… 土御門「それで、元に戻す薬はあるのかにゃ~?」 アレイスター「ん?ないぞ?」 土御門「」 アレイスター「……」 土御門「まぁ、いいにゃ~www」 アレイスター「そうだろうww面白いものが見れるならそれでいいのだwww」 ~~~~~とある学生寮~~~~~ 上条「ふぁ…朝か」ゴシゴシ 上条「あー…とりあえず飯を」 上条「今日から学校行けるのか?にしてもサイズがあう制服がないしな」モグモグ 上条「あとで聞きに行くか」 土御門「カミやーん!」ガチャ 上条「土御門か、どうしたんだ?こんな朝早くから」 土御門「とりあえず手配できたぜい」 上条「ほんとか!?早かったな」 土御門「ほい、制服だにゃー」 上条「おお、ありがとう」 土御門「それに着替えて早く行くにゃ~」 上条「ん?まだ時間あるぞ?」 土御門「小萌先生に伝えなきゃいけないから急いだほうがいいぜい」 上条「ああ…やっぱりそれは伝えなきゃだよな。わかった」 土御門「準備できたかにゃ~?」 上条「おう!いいぜ、行こう」 土御門「そういえば、カミやん。幻想殺しは残ってるのかにゃ~?」 上条「ん~、わかんねぇんだよな。この姿になってまだ能力を消してないし」 土御門「いつもの不幸はどうなのかにゃ~?」 上条「この姿になっちまったこと自体が不幸だと思うぞ…」 土御門「それもそうだにゃ~」 ~~~~~とある高校~~~~~ 上条「職員室に行かなきゃいけないのか」 土御門「そうだにゃ~」 上条「よし、行ってくる」 土御門「俺は先に教室行っとくにゃ~」 上条「失礼しまーす。小萌先生?」コンコン ガラッ 小萌「はーい、…上条ちゃんですか?」 上条「え?あ、はいそうです。話は伝わってるっぽいですね?」 小萌「はいー、あ、でも詳しいことは聞いてませんからちゃんと説明してください」 上条「わかりました。実は…カクカクシカジカ」 小萌「上条ちゃん…どこの眼鏡少年ですか?」 上条「?」 小萌「とりあえず、上の人からも許可が下りてますし通学はオッケーですよ」 上条「そうですか。ありがとうございます」 小萌「それじゃ、もうすぐHRですし。上条ちゃんは先に教室に行っててください」 上条「わかりました。それじゃ失礼しました」 上条「よし、通学は大丈夫…あとはクラスのやつか」ガラッ 土御門「おー、カミやんちゃんと話してきたかにゃ~?」 上条「ああ」 青ピ「ん?つっちーその子だれや?」 上条「お、青ピおはよう」 青ピ「誰なんやこの子は、なんでボクのこと知ってるん!?」 土御門「青ピ、それカミやんだぜい」 青ピ「なんやって!?このこがカミやんやってぇぇぇ?」 上条「おい、青ピ声がでかい!」 男子「「「「「え?」」」」」グルッ 女子「「「「「あれが上条君?」」」」」ジー 全員「どうゆうこと!!!???」 上条「あー、説明するよ」カクカクシカジカ 全員「そんな…嘘だっ!信じられない」 上条「やっぱり?」 青ピ「でも、カミやんに似てるんや」 上条「土御門ぉ、どうすりゃいいんでせうか?」 土御門「小萌先生が来て説明してくれるのを待つか、クラスでカミやんと共通の秘密があるやつに質問してもらうしかないんだぜい」 上条「俺と共通の秘密があるやつ…姫神かな?おーい姫神」 姫神「なに?上条君」 上条「お、姫神は信じてくれてるのか?」 姫神「ううん。仮定ということで。それで何?上条君(仮)」 上条「そうですか…いや上条さんはめげません!姫神、お前と俺しか知らない事を質問してくれないか?」 姫神「上条君と私しかしらない事?」 上条「そう、姫神が俺が俺だってことが確信できるまで。確信したらみんなに説明してくれないか?」 姫神「わかった。ではまず1つ目。私の能力は?」 上条「吸血殺し」ボソッ 姫神「2つ目。私は三沢塾で。誰と協力していた?」 上条「…緑髪の錬金術師アウレオルス=イザード」ボソッ 姫神「…」 上条「どうだ?」 姫神「ほんとに上条君?」 上条「だからそう言ってるだろ?確信したならみんなに説明してくれないか?」トコトコ ズテーン ボス 上条「あぶねー…ん?この柔らかいものは何なんでせうか?」ムニュ 姫神「///」 上条「う、うわぁ!ご、ごめんなさいぃぃぃぃ!」ズサー 青ピ「見事な土下座や…ボク、もうカミやんにしか見えなくなってきてもうた」 姫神「大丈夫。(小さい上条君可愛い)みんな。この子はほんとに。上条君みたい」ギュッ 上条「ちょ、姫神!?くっ苦しい…」 姫神「あ。ごめん」 上条「い、いや、別にいいよ」 全員「くっ、これ認めるしかない」ガクッ 男子「「「「「(女子に抱いてもらうなんて)」」」」」ギリッ 土御門「カミやんは大変だにゃ~シネバイイノニ」ボソッ 青ピ「旗男はしんでしまえばいいんやぁ!」ウワァ 上条「お前らはなんで怒ってんだよ!」 小萌「はーい、席に着きやがれーHR始めるですよー」ガラッ ガヤガヤ 小萌「はい、みなさん教えられたと思いますが。そこにいる小学生は上条ちゃんご本人なのですー」 全員「知ってまーす」 小萌「上条ちゃんは体小さくなって大変そうなのでみなさん色々手伝ってあげてください」 全員「はーい」 小萌「それじゃ授業に入るですー」 姫神「上条君。これ」 上条「ん?姫神これ弁当箱?」 姫神「今日は。量を多めに。作ってきたから。一緒に食べない?」 上条「え?いや、いいよ。俺のことは気にしないでさ」 姫神「上条君。」 上条「はい?」 姫神「もし。上条君が戻れないまま成長する場合。今の食生活は。発育に影響が出ると思う」 上条「いや、そんなはずないさ。もとに戻る方法も探してるし」チラッ 土御門「(まずい、カミやんがこっち見てるにゃ~…戻る方法は今のとこないんだけどにゃ~)」 姫神「それでも。ご飯抜きは。健康に良くない」 上条「う、確かにそうですが…」 姫神「ね?上条君。今は子供なんだから」 上条「大きさだけだろそれは!……わかったよ。ありがと」 姫神「それで。いい」グイッ 上条「へ?え?姫神?なんで抱き上げるんでせうか?」 姫神「向こうで。食べよう?」 上条「向こうって」グルリ 女子「「「「「きたきた」」」」」 上条「あのなかで?(嬉しいのに嫌な予感が…)」タラリ 男子「「「「「上条め、許さんぞ」」」」」ゴゴゴゴゴ 土御門「子供になって上条属性がひどくなってるぜい(このままじゃカミやんのハーレムが…)」 青ピ「ああ、これだからカミやんはぁぁぁ!」 女子2「はい、上条君」 上条「え?」 女子1「上条君は子供だから」 女子4「私たちが食べさせてあげる」 上条「いや、あの、上条さんは子供の姿ですがそのくらいできる体ですよ?」 女子3「私たちがしたいだけだからいいの」 上条「」ポカーン 姫神「えい」ヒョイ 上条「んぐっ」モグモグ 姫神「どう?」 上条「あ…、美味いよ」ニコ 女子「「「「(笑顔が可愛い)」」」」 女子4「はい、これも食べてね」 上条「あ、ああ」 女子2「意外とすぐに甘えるんだね。さっきは嫌そうだったのに」 上条「拒否しても無理やり食わされそうだからな。しょうがなく」 女子3「ほんとにしょうがなくかなぁ?」 女子1「嘘つきにはおしおきだよぉ?」 上条「おしおきって…なにするんだ?」 女子「「「「う~ん。何にしよっか?」」」」 姫神「上条君の家に行って。夕食も食べさせる」 女子「「「「それいいねぇ」」」」ニヤ 上条「えーと、皆さんマジで言ってます?」 女子1「で、ほんとにしょうがなくかな?」ニタリ 上条「は…はい、しょ、しょうがなくです」 姫神「焦ってるね。上条君」 上条「へ?そんなはずないぞないだろないですね三段活用!」 女子「「「「で?ほんとは?」」」」」ジー 上条「しょうがなくないです…」 女子「「「「あー、嘘ついたぁ。おしおきだぁ(勝った♪)」」」」 上条「あの?ほんとに来るの?」 姫神「上条君の寮の台所。その身長で届く?」 上条「届きません…」 姫神「そうだろうと思った。料理作るよ」 上条「ありがたいですがまた食べさせられるとなると…はぁ、不幸だ」 男子「「「「「「「(これだから上条は!!!!)」」」」」」」 姫神「作った。どうぞ」 上条「い、頂きませう」ペロッ 女子「「「「「きたきた」」」」」 姫神「どう?おいしい」 女子「「「「「ええ、とっても!」」」」パクパク 上条「こ、これは……………」ペロッ 姫神「どうしたの上条くん?」 女子「「「「「」」」」」バタタタタンー! 上条「この味は青酸カリ!?」ペロッ 姫神「チッ…。ばれたのね」 姫神「上条くん、これは殺人事件よ」 上条「なんでせう!もしかして皆は」 姫神「そう。青酸カリは一滴で何千人も殺せるぐらい強力な猛毒。まともに食べれば危なかった」 上条「助かったせう。早くアンチスキルに連絡するせう!」 姫神「分かった。みんな動かないで」 女子「「「「「分かったわ」」」」」 黒子「なるほど、何物かがこれに青酸カリを」 姫神「そう。はやく捕まえてほしい」 黒子「クンクン。この独特のアーモンド臭は」 初春「アーモンドですか。私は大好きです」ペロッ 姫神「駄目です。青酸カリは舐めては」 初春「」バッタン 黒子「どうやらほんとうのようですのね、でも一体だれが」 上条「はやく犯人を捕まえてほしいせう!」 黒子「まずはアリバイ検証からですの」 女子「「「「「私達は上条くんの家にきてから、ここに座っていました」」」」」 黒子「それは誰か証明できますの?」 女子「「「「「私達がそれぞれが証人です」」」」」 上条「なんだって、俺達を疑っているのか」 初春「おちついてください。けいしき的なものです」 上条「そうですか、わかりました」 黒子「あなたは何をしていましたの?」 姫神「私は上条くんに料理を作っていた。犯罪をする暇なんかない」 黒子「ふむ、それではそこのあなたしかいませんの」 初春「それでは、たいほします。いいですか」 上条「まってください、わたしはちがいます」 初春「そうですか、すいません」 黒子「嘘はいけませんの、あなた以外誰ができましたのよ」 姫神「大丈夫、上条くんが犯罪者でも私は気にしないわ」 女子「「「「「そうよ、罪を償って早く帰ってきてね」」」」」 上条「待つせう!本当に違うせう」 黒子「違うというのなら、証拠を出してくださいですの」 姫神「ジャッジメント。早く逮捕して」 黒子「分かりましたわ、初春手錠を掛けてくださいまし」 初春「はいわかりました。それではてじょうをかけます、いいですね」 上条「まってください、わたしははんにんではありません」 初春「ほんとうですか。ではそれをしょうめいしてください」 上条「わかりました。いますぐします」 黒子「何を言っていますの。証拠などありませんのよ」 上条「そんな事はないせう。まずは犯行の可能性せう、この料理を作ったのは誰せう?」 黒子「調書によれば、姫神秋沙となってますのね。まさか!」 上条「そう、そのまさかせう。姫神にも犯行は可能せうよ」 初春「あなたがはんにんでしたか。それではたいほします、いいですか」 姫神「触らないで頂戴!私は違うわ」バッ 姫神「いたいです。やめてください」 上条「勿論それだけじゃないせう。決定的な証拠があるせう」 黒子「決定的?なんですのそれは」 上条「上条さんが青酸カリを舐める前に姫神は青酸カリといったせうよ」 黒子「それがどうしましたの?それだけで何故姫神さんが犯行ですの」 上条「まだ分からないせうか。何故姫神は舐めも嗅ぐもせずに、これが青酸カリだと分かったせうか!」 女子「「「「「きたきた、上条さんの名推理」」」」」 姫神「そ、それは…」 初春「あなたがはんにんですね、わかります。だからてじょうをかけます」 上条「上条さんの前では真実はいつも一つくらいせう!」 ぴーぽーぴーぽー 初春「さあ、はやくぱとかーにのってください。はやくのってください」 姫神「上条くん、これだけは言っておくわ」 上条「なにでせう」 姫神「私も黒の組織に踊らされたタダの被害者って事をね」 バタン ぴーぽーぴーぽー 上条「黒の組織、それが黒幕の名前せうか」 黒子「それでは、もう遅いので皆さんは帰ってくださいまし」 女子「「「「「分かったわ、またね上条くん」」」」」 上条「またせう」 初春「ごたくはいいので、すみやかにきたくしてください。すみやかにきたくしてください」
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まずはスレッドに書き込んでみましょう。 板はパート速VIPです。普通の2chとは異なり、専用ブラウザから書き込む場合は少し設定が 必要かもしれません。 詳細は以下のサイト様を参照してください。 JaneStyleの場合 ここをクリックして、ページの指示に従って設定して下さい。 2chmateの場合 メニュー→外部板を追加→URLに「http //ex14.vip2ch.com/part4vip/threadlist.html」を入れて、追加。 その他は、「パー速 専ブラ」などと検索することで出てくると思います。 パー速に入ったら、スレッド名「ここだけ能力者の集まる高校」で検索をしましょう。 普段はスレ欄の上位にあると思います。ない場合はスレタイ検索をしてみましょう。 はじめはどんな書き込みでも大丈夫です。 書き込み例: 38 名前: 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県)投稿日:2012/09/01(土) 22 44 12.34 ID cyOWEZPI0 てす 初参加です このスレで基本となるものが、コンマ秒というものです。 22 44 12.34←ココ この34の部分がコンマ秒です。 ここの部分で、能力の覚醒判定や、イベントの判定を行います。 また、初回キャラ作成の時にもコンマ以下の数字を参考にします。 詳しくは自キャラの作成をしよう!を参照のこと。 例: 料理をうまく作れるかコンマ判定 コンマ下が偶数と0で成功 奇数で失敗 ゾロ目で最高の料理ができる。 さて、最初の書き込みはできましたか? では、次のステップへ進みましょう! 自キャラの作成をしよう!
https://w.atwiki.jp/shief/pages/15.html
冷やかしで書き込んでやろう。 1 名前:驟雨{} :200X/08/XX(X) XX XX XX ID xxxxxxx 書き込んだ時点で標的とする。 2 名前:名無し{} :200X/08/XX(X) XX XX XX ID xxxxxxx 殺せるもんなら殺してみろやwwwwwwwwww 僕はそう書き込むとパソコンの電源を落として寝る事にした。 二日後 「今日はなに食べようかなー」 僕は夏休みで完全夜行性になっていた。 よく深夜のコンビニに凄く遅い夕食もとい凄く早い朝食を買いに出かける。 人気の無い深夜の路地を歩いてると背後で車が止まった音とドアが開く音がした。 気配を感じて振り返ろうとした瞬間全身に電撃が走っt …… ……… ………… 「うぅ……」 ズキズキと痛む頭を何とか起こし目を開けると そこは見た事も無いコンクリート打ちっ放しの部屋だった。 「こ、こは?……」 僕はどうやら手足を縛られて両手を吊るされている。 「……誘拐?」 まさか、僕が誘拐される事になるなんて…… 身代金目的かな……どうしよう。 思考を巡らしていると部屋に誰かが入ってきた。 「だ、誰!?」 入ってきたのは大柄な全身黒尽くめで覆面をした男だった。 「僕をどうするつもりだ!!」 その男は動じずに機械で変えた良くテレビドラマの犯人が使うような声で言った。 「スレに書き込んだお前を此処に招待した」 「はぁ!?」 「お前、書き込んだだろ? 私のスレッドに。私は驟雨だ」 「……!!!」 そうか、コイツはあのスレの…… 「書き込んだからって、なんだって言うんだ!!!」 「書き込んだ時点で標的とすると言っただろう」 「だからって……」 あぁ、こんな事になるなら書き込まなきゃよかった…… 「ぼ、僕をどうするつもり……?」 「もちろん、殺してやるとも」 「っ……!! こ、こんな事が許されるとでも」 「許す、許されないの問題ではない。 書き込んだ時点でお前は死ぬ運命だったのだ」 「そんな馬鹿な事があってたまるか!!!」 「騒がしい男だ、口を塞いで置けば良かったか」 なんで、こんな奴に僕が殺されなきゃならないんだ。 スレに書き込んだから? そんなのが理由になってたまるか!!! 「早く離せ!! こんな事しても直ぐに警察に捕まるぞ!!」 「その心配は無い。私は頭が良いからな、ではさよならだ」 唐突にその男は僕の腹部をナイフで切り裂いた。 「ぐっ……あ、がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」 そこで僕の意識は途絶えた。 DEAD END